专利摘要:

公开号:WO1990011925A1
申请号:PCT/JP1990/000402
申请日:1990-03-26
公开日:1990-10-18
发明作者:Kenichi Yoshigai
申请人:Yoshigai Kikai Kinzoku Kabushiki Kaisha;
IPC主号:B62L1-00
专利说明:
[0001] 明 柳 自 転 車 用 ブ レ ー キ
[0002] 技 術 分 野
[0003] 本発明は、 自転車用のキヤ リパーブレーキ、 カ ンティ レバーブレーキ等のブレーキに関する。
[0004] 背 景 技 術
[0005] 従来、 自転車用ブレーキの一例と して、 実開昭 6 3 ― 193127号公報にて開示されたセ ンタ一プル式キャ リ パー ブレーキがある。 このブレーキは、 下端にブレーキシュ 一を備えた拡縮自在な左右一対のブレーキアームと、 該 アームを支持しかつ自転車の車体に取付けられるアーム 取付ブラケ ッ ト と、 ブレーキシュ一が相互に離反するよ う にブレーキアームを常時拡開方向に付勢する リ ターン スプリ ングとからなつている。 そして、 両ブレ一キア一 ムのボス部に、 支軸画りにリ タ一ンスプリ ング収納凹部 が形成され、 この凹部内に支軸に外嵌されたリ タ一ンス プリ ングが収納され、 リ ターンスプリ ングの一端が各ブ レーキアームのボス部に係合されると共に、 他端が支軸 にラチヱ ッ トスリ ーブを介して嵌合された調整金具に係 合せられており、 ラチエ ツ トス リ ーブのラチエ ツ トに、 これに対向して調整金具に嵌装されたラチュ ッ ト爪が係 合するよう に構成されている。 したがって、 調整金具を 画動させる こ とによって、 リ ターンスプリ ングの付勢力 調整を行い、 ブレーキシュ一の車輪リ ムに対する位置を 適正にし、 かつシュ一ク リ ア ラ ンスを均一にすること力 できるようになつている。
[0006] ところで、 従来の上記ブレーキは、 調整金具がラチヱ ッ ト爪及びこれをラチヱ ッ ト側に付勢するコイルばねを 内蔵しているため、 調整金具の厚さが大き く なり、 ブレ ーキアームからの突出量が長く、 外観を損ね、 また調整 量を外部から確認することができないなどの問題がある。
[0007] 本発明は、 上述のような実状に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、 ブレーキアームから前方に突 出する長さを可及的に短く して外観を良好となし、 スプ リ ング付勢力の調整状態が外部から確認できる自転車用 ブレーキを提供するにある。
[0008] 発 明 の 開 示
[0009] 本発明は、 上記目的を達成するために、 次の技術的手 段を講じた。
[0010] すなわち、 本発明は、 ブレーキシュ一を備えた拡縮自 在な左右一対のブレーキアームと、 ブレーキアームを支 持しかつ自転車の車体に取付けられる支軸を備えたァー ム取付台座と、 前記ブレーキシュ一が相互に離反するよ うにブレーキアームを常時拡開方向に付勢する リ ターン スプリ ングと、 支軸に直接又は間接的に連結固定された スプリ ングキヤ ップとからなる自転車用ブレーキにおい て、 前記両ブレーキア一ム 5 , 6 のボス部 7' に、 支軸 3 回 りにリターンスプリ ング収納凹部 14が形成されてリ タ一 ンスプリ ング 15が収納され、 リ タ一ンスプリ ング 1 5の一 端 15A が各アーム 5 , 6 のボス部 7 に係合される と共に、 他端 15B がスプリ ングキャ ップ 18に係合され、 少な く と も一方のリ ターンスプリ ング 15の他端 15B が、 スプリ ン グキヤ ップ 18の外周壁に周方向に間隔を有して形成され た複数の係止部 24に係合可能でかつ外方に突出され、 外 部から付勢力調整操作可能にせられていることを第 1 の 特徴としている。
[0011] また、 本発明は前記両ブレーキアーム 5 , 6 のボス部 7 に、 支蚰 3 回りにリ ターンスプリ ング収納凹部 14が形成 されてリ ターンスプリ ング 15が収納され、 リ ターンスプ リ ング 15の一端 15A が各アーム 5 , 6 のボス部 7 に係合さ れると共に、 他端 15B がスプリ ングキャ ップ 18に係合さ れ、 少な く とも一方のリ ターンスプリ ング 15の一端 15A が、 ボス部 7 に設けた周方向の長孔 27を貫通して外部に 突出せられ、 ボス部 7 外側に長孔 27に対応して支軸 3 と 直交方向に移動可能に調整ねじ軸 29を介して装着された 移動駒 31に前記スプリ ング 15の一端 15A が係合せられて いることを第 2 の特徴と している。
[0012] さ らに、 本発明は前記両ブレーキアーム 5 , 6 のボス部
[0013] 7 に支軸 3 回りにリ ターンスブリ ング収納凹部 14が形成 され、 この凹部 14に支蚰 3 に外嵌されたリ タ一ンスプリ ング 15が収納され、 リ ターンスプリ ング 15の一端 15 A が 各アーム 5 , 6 のボス部 7 に係合される と共に、 他端 15 B がスプリ ングキャ ップ 18に係合され、 少く とも一方のリ ターンスプリ ング 15の他端 15B が、 外部から支軸 3 の軸 心回りに回動操作可能にスプリ ングキャ ップ 18に固定さ れている付勢力調整部材 36を介して係合せられているこ とを第 3の特徴としている。
[0014] 前記、 第 1 の特徴によれば、 ブレーキを操作すると、 左右ブレーキアーム 5 , 6 が支軸 3 回りに対向内方に回動 して、 左右のブレーキシュ一 9 がリム 26の両側面に圧接 して制動力が作用する。 このとき、 リ ターンスプリ ング 15は、 ブレーキアーム 5 , 6 によって巻締め方向に作用せ られるが、 リ タ一ンスプリ ング 15の両端 15A , 15B はボス 部 7 及びスプリ ングキャ ップ 18に係合された状態で摺動 しないため、 摩擦抵抗が作用せず、 したがって、 ブレー キ操作が軽く、 きしみ音などは発生しない。
[0015] そして、 左右のリ ターンスプリ ング 15の弾発力にバラ ツキがあって各ブレ一キシュ一 9 のリ ム 26に対する間隔 が不均一になっている場合、 リ ターンスブリ ング 15の他 端 15B を手で操作して他の係止部 24に掛け替えることに よって、 リターンスプリ ング 15の巻締め又は巻戻しがで き、 テンショ ン強弱を調整して、 各ブレーキシュ一 9 と リム 26との間隔を均一にすることができる。
[0016] また本発明では、 スプリ ングキヤ ップ 18先端のブレ一 キアーム 5,6 のボス部 7 からの突出量が非常に短く なる と共に、 リ ターンスプリ ング端 15B の先端が外部に出て いるので、 リターンスプリ ング 15の付勢力調整状況を外 部から目視確認でき、 構造が簡単で操作が至極容易であ り、 ブレーキの片利きを確実に防止できる。
[0017] 前記、 第 2の特徴によれば、 リ ターンスプリ ング 15の 一端 15 A を、 調整ねじ軸 29を手で回動するこ とによって、 リ ターンスプリ ング 15の巻締め又は卷戻しができ、 テン シヨ ン強弱を調整して、 各ブレーキシュ一 9 とリ ム 26と の間隔を均一にすることができる。
[0018] また、 本発明では、 スプリ ングキヤ ッブ 18先端のブレ ーキアーム 5 , 6 ボス部 7 からの突出量が短く なると共に、 リ ターンスプリ ング 15の一端 15 A が係合された移動駒 3 1 が外部に露出しているので、 リターンスプリ ング 15の付 勢力調整状況を外部から目視確認でき、 工具を要するこ となく指先によって容易にかつ無段階に調整作業を行な う ことができ、 ブレーキの片利きを確実に防止するこ と ができる。
[0019] 更に、 第 3の特徴によれば、 調整部材 36の固定を緩め て、 該部材 36を外部から面動操作し、 リ ターンスプリ ン グ 15の巻締め又は巻戻しを行なった後、 調整部材 36を固 定することにより、 リ ターンスプリ ング 15のテンショ ン 強弱を調整して、 各ブレーキシュ一 9 とリ ム 26との間の 間隔を均一にすることができる。
[0020] また本発明では、 スプリ ングキヤ ップ 1 8の先端のブレ ーキアーム 5 , 6 ボス部 7 からの突出量が短く なると共に 調整部材 36の一部が外側に出ているので、 リ ターンスプ リ ング 15の付勢力調整状況を外部から目視確認でき、 無 段階調整が可能であるうえその調整作業が容易であり、 ブレーキの片利きを確実に防止できる。
[0021] 図 面 の 簡 単 な 説 明
[0022] 第 1図乃至第 4図は、 本発明の第 1実施例を示し、 第 1図は自転車用ブレーキの正面図、 第 2図は要部の断面 図、 第 3図は第 1図の吊ワイヤ等を取除いた正面からみ た分解斜視図、 第 4図は一部を省略して示した右側面図, 第 5図乃至第 7図は、 本発明の第 2実施例を示し、 第 5図 ま第 2図と、 第 6図は第 3図と、 第 7図は第 4図と それぞれ対応する図面、
[0023] 第 8図と第 9図は、 本発明の第 3実施例を示し、 第 8 図は第 2図と、 第 9図は第 3図とそれぞれ対応する図面 である。
[0024] 発明を実施するための最良の形態
[0025] 以下、 本発明の実施例を図面を参照して説明する。 第 1図乃至第 4図は、 本発明の第 1実施例を示してお り、 ブレーキとしてカ ンティ レバーブレーキに採用され た例を示しており、 第 2図は右側のブレーキアームをそ の支軸中心に沿って切断した断面図であるが、 左側のブ レーキアームもリ ターンスプリ ングの卷き方向が逆にな るだけで、 他は同一構造であり、 第 3図に左右のブレー キアームについて分解斜視図で示している。
[0026] 図面において、 1 はアーム取付台座で、 自転車の車体 たとえば前フォーク (車体) 2 に、 ボル ト等により固定 され、 前方に支軸 3 が突設されており、 前端面 3A中央に は、 軸線方向にねじ孔 4 が設けられている。 5 , 6 は左右一対のカ ンティ レバー式ブレーキアームで、 各下端にボス部 7 が形成され、 該ボス部 7 が前記支軸 3 にブシュ 8 を介して画動可能に外嵌されており、 中途部 位にブレーキシュ一 9 が互いに対向状に設けられ、 上端 に掛止具 10を介して吊ヮィ ャ 11の両端が着脱自在に取付 けられている。
[0027] なお、 吊ワイヤ 11は、 ブレーキ操作用ボーデンケープ ル 12の下端都に連結した吊具 13を吊下げられている。
[0028] また、 ブレーキアーム 5 , 6 のボス部 7 には、 リターン スプリ ング収納凹部 14が、 前方に開口するように軸孔 7 A と同心的に設けられ、 この凹部 14にコィル状のリターン スブリ ング 15が収納されており、 該スプリ ング 15の一端 15A が、 前記凹部 14の後壁に設けられた孔 16に挿入係合 されている。
[0029] このリ タ一ンスプリ ング 15は、 左右それぞれ卷き方向 が逆で、 左側は左巻き、 右側は右巻きとされている。
[0030] 17はリ ング状の鍔付ブシュで、 リターンスプリ ング収 納凹部 14の開口端に嵌入され、 鍔部がボス部 7 前端面に 当接されている。
[0031] 18はスプリ ングキャ ップで、 中央には軸線方向に貫通 された取付ボル ト 19を挿通するための段付孔 20を備え、 該孔 20の後側端面が支軸当接面 21とされると共に外周側 後端面が摺動面 22とされ、 該摺動面 22が前記鍔付ブシュ 17の鍔部前端面 17 A に摺接せられる。 そして、 このキヤ ップ 18は、 段付孔 20にその前方から挿通した取付ボル ト 19を前記支軸 3 のねじ孔 4 に螺合することによって支軸 3 に着脱自在に面着される。 したがって、 ブレーキア一 ム 5 , 6 が回動しても、 スプリ ングキャ ップ 18が回動する ことはない。
[0032] また、 スプリ ングキャ ップ 18の外周壁面には、 略 E形 のスプリ ング端貫通孔 23が設けられ、 周方向に適宜間隔 を有して 3つの係止部 24が形成されており、 リターンス プリ ング 15の他端 (前端) 15B が外部に突出するように 挿通され、 その突出外端に操作つまみ 25が固着されてい る。 そして、 このリ ターンスプリ ング端 15B は、 3つの 係止部 24のいずれか 1個所に係止固定されるようになつ ており、 他の係止部 24に掛け替えるときは、 操作つまみ 25を前方に押してから上又は下方に移動させることによ つて、 巻締め又は卷戻しが行いうるようになっている。 上記実施例において、 図外のブレーキ操作レバ一を操 作すると、 左右のブレーキアーム 5 , 6 が支軸 3 回りに回 動して上端部間隔が縮められ、 左右のブレーキシュ一 9 が車輪のリム 26の両側面に圧接して制動力が作用する。 このとき、 リ ターンスプリ ング 15は、 その前端 15B がス プリ ングキャ ップ 18、 取付ボル ト 19及び支軸 3 を介して アーム取付台座 1 に固定されているため、 後端 15A がブ レーキアーム 5 , 6 により巻締め方向に作用せられる。 そ して、 ブレーキ操作力を解放すると、 リ ターンスプリ ン グ 15の弾発力によって、 ブレーキアーム 5 , 6 は逆方向に 回され、 互いに外方に拡開され、 中途部位のブレーキシ ュ一 9 はリ ム 26から離れ初期位置に復帰する。
[0033] そこで、 リ ターンスプリ ング 15のテ ンシ ョ ン強弱の調 整を行う場合は、 操作つまみ 25を指先で前方に押したま 、で、 上又は下に移動させて他の係止部 24のところで押 すのを止める と、 リ タ一ンスプリ ング端 15B がその弾発 力によつて係止部 24内に引き込まれて係合され固定され る。 このよう にして、 リ ターンスプリ ング 15の巻締め又 は卷戻しがなされ、 そのテ ンシ ョ ン強弱、 並びに左右ブ レーキアーム 5 , 6 のバラ ンス調整をするこ とができ、 こ の操作つまみ 25の位置によって、 調整量及びテ ンシ ョ ン 強弱を、 外部から目視により確認する こ とができる。
[0034] 上記実施例において、 支軸 3 は、 アーム取付台座 1 と 分割構成し、 ボル ト等により連結する ことができ、 リ タ — ンスプリ ング 15の他端 15B をスプリ ングキヤ ップ 18か ら突出させて係止位置を変更させる付勢力調整手段は、 左右ブレーキアーム 5 , 6 のいずれか一方にのみ設けても よ く、 同様の効果が期待できる。
[0035] 第 5図乃至第 7図は、 本発明の第 2実施例を示してお り、 前記第 1実施例と共通部分は同一符号で示している, この実施例では、 リ ターンスプリ ング 15の一端はリ タ ーンスプリ ング収納凹部 14の周壁下側に設けられた周方 向に長い長孔 27を貫通して外部に突出せられている。 そ して、 該ボス部 7 の長孔 27の周方向両端外側には、 ねじ 軸支持突片 28 , 28 が突設され、 スプリ ング付勢力を調整 するための調整ねじ軸 29が回転自在に取付けられており スプリ ング係合凹都 30を備えた略フォーク状の移動駒 31 が、 調整ねじ軸 29に螺合され、 前記リ ターンスプリ ング 15の一端 15A が前記凹部 30に嵌入係合せられている。
[0036] したがって、 調整ねじ軸 29端に固着された操作つまみ 32を手で回転させるこ とによって、 移動駒 31が移動し、 リ タ一ンスプリ ング 15の巻締め又は巻戻しができ、 移動 駒 31の位置によつて調整状態を外部から確認することが でき、 無段階のテンショ ン強弱調整が可能である。
[0037] このリ タ一ンスプリ ング 15は、 左右それぞれ卷き方向 が逆で、 左側は左巻き、 右側は右巻きとされている。
[0038] 17はリ ング状の鍔付ブシュで、 リ ターンスブリ ング収 納凹部 14の開口端に嵌入され、 鍔部がボス部 7 の前端面 に当接されている。
[0039] 18はスプリ ングキャ ップで、 中央には軸線方向に貫通 された取付ボル ト 19を挿通するための段付孔 20を備え、 該孔 20の後側端面が支軸当接面 21とされると共に外周側 後端面が摺動面 22とされ、 該摺動面 22が前記鍔付ブシュ 17の鍔部前端面 17A に摺接せられる。 また、 スプリ ング キヤ ップ 18の後面には、 リタ一ンスブリ ング 15の他端す なわち前端 15B が停止される係合孔 33が設けられ、 該ス プリ ング端 15B が嵌入係止されている。 そして、 このス プリ ングキヤ ップ 18は、 段付孔 20にその前方から挿通し た取付ボル ト 19を前記支軸 3 のねじ孔 4 に螺合すること によって、 支軸 3 に着脱自在に固着される。 したがって ブレーキアーム 5 , 6 が回動しても、 スプリ ングキャ ップ 18が回動することはない。
[0040] 上記実施例において、 リ ターンスプリ ング 15のテンシ ョ ン強弱の調整を行なうには、 調整ねじ軸 29の操作つま み 32を指先で回動することによって、 移動駒 31が支軸 3 の軸線方向と直交する方向に移動して、 リ ターンスプリ ング 15の後端 15A が左又は右方向に移動せられ、 巻締め 又は卷戻しされる。 このようにして、 リ タ一ンスプリ ン グ 15のテンショ ン強弱、 並びに左右ブレーキアーム 5 , 6 のバラ ンス調整をすることができ、 移動駒 31の位置によ つて、 調整量及びテンショ ン強弱を、 外部から目視によ り確認することができる。
[0041] 第 8図と第 9図は、 本発明の第 3実施例を示しており . 前記第 1実施例と共通部分は同一符号で示している。
[0042] この実施例では、 スプリ ングキヤ ップ 18の中央には軸 線方向に貫通された取付ボルト 19を挿通するための段付 孔 20を備え、 後面には該段付孔 20と同心的に、 リ ング状 の調整部材嵌入凹所 34が形成されており、 段付孔 20にそ の前方から揷通した取付ボル ト 19を、 前記支軸 3 のねじ 孔 4 に螺合することによって、 支輪 3 に着脱自在に固着 される。 このときスプリ ングキャ ップ 18の段付孔 20の後 端面 18A は、 支軸 3 の前端面 3Bに圧着固定され、 スブリ ングキヤ ップ 18の後端面外周側 18B は前記鍔付ブシュ 17 の鍔部前端面 17A に摺接せられ、 したがって、 ブレーキ アーム 5 , 6 が回動しても、 スプリ ングキヤ ップ 18が回動 することはない。 なお、 スプリ ングキャ ップ 18の調整部 材嵌入凹所 34の外周壁面には、 周方向に長孔 35が貫通状 に設けられている。
[0043] 36は付勢力調整部材で、 環状部 36 A とねじ部 36 B がー 体的に形成され、 環状部 36A にはリ ターンスプリ ング 1 5 の他端 15B を挿通係合するスプリ ング端揷通孔 37が設け られており、 環状部 36 A がスプリ ングキャ ップ 18の調整 部材嵌入凹所 34に嵌入され、 該回所 34の内側筒状面 34 A に環状部 36 A 内面が回動可能に嵌合されている。 そして. 前記ねじ部 36B は、 前記長孔 35に挿通され、 その外方に 突出した端部に座金 38を介して袋状の調整ナ ッ ト 39が螺 合されており、 該調整ナツ ト 39を締付けることによって 付勢力調整部材 36をスプリ ングキャ ップ 18に固定するよ うになつている。
[0044] 上記実施例において、 リ タ一ンスプリ ング 15のテンシ ヨ ン強弱の調整を行なうには、 調整ナ ッ ト 39を手で画し て緩めた後上下方向に押動することによって、 付勢力調 整部材 36が支軸 3 の軸心画りに回動して、 リ タ一ンスプ リ ング 15は巻締め又は卷戻され、 所望の位置で調整ナ ッ ト 39を締付けて固定する。 このようにして、 リ ターンス プリ ング 15のテンショ ンの強弱、 並びに左右ブレーキア ーム 5 , 6 のバラ ンス調整をすることができ、 この調整ナ ッ ト 39の位置によって、 調整量及びテンショ ン強弱を、 外部から目視により確認するこ とができる。 産業上の利用可能性
[0045] 本発明の自転車用ブレーキは、 スプリ ング付勢力の調 整状態が外部から確認できる もので、 特に力 ンティ レバ —ブレーキ、 キヤ リパーブレーキに利用できる。
权利要求:
Claims

請 求 の 範 囲
(1) ブレーキシユーを備えた拡縮自在な左右一対のブレ 一キア一ムと、 ブレーキアームを支持しかつ自転車の 車体に取付けられる支軸を備えたアーム取付台座と、 前記ブレーキシュ一が相互に離反するようにブレーキ アームを常時拡開方向に付勢するリ ターンスプリ ング と、 支軸に直接又は間接的に連結固定されたスプリ ン グキャ ップとからなる自転車用ブレーキにおいて、 前記両ブレーキアーム(5) (6)のボス部(7) に、 支軸 (3) 回りにリ ターンスプリ ング収納凹部(14)が形成さ れて リ ターンスプリ ング(15)が収納され、 リ ターンス プリ ング(15)の一端(15A ) が各アーム(5) (6)のボス部 (7) に係合されると共に、 他端(15B) がスプリ ングキ ャ ッブ(18)に係合され、 少なく とも一方のリ ターンス ブリ ング(15)の他端(15B) 力、'、 スプリ ングキ ャ ッ プ(1
8)の外周壁に周方向に間隔を有して形成された複数の 係止部(24)に係合可能でかつ外方に突出され、 外部か ら付勢力調整操作可能にせられていることを特徴とす る自転車用ブレーキ。
(2) ブレーキシュ一を備えた拡縮自在な左右一対のブレ 一キアームと、 ブレーキアームを支持しかつ自転車の 車体に取付けられる支軸を備えたアーム取付台座と、 前記ブレーキシユーが相互に離反するようにブレーキ アームを常時拡開方向に付勢する リ ターンスプリ ング と、 支軸に直接又は間接的に連結固定されたスプリ ン グキャ ップとからなる自転車用ブレーキにおいて、 前記両ブレーキアーム(5) (6)のボス部(7) に、 支蚰 (3) 画り にリ ターンスブリ ング収納凹部(14)が形成さ れて リ ターンスプリ ング(15)が収納され、 リ ターンス プリ ング(15)の一端(15A) が各アーム(5) (6)のボス部
(7) に係合されると共に、 他端(15B) がスプリ ングキ ャ ップ(18)に係合され、 少なく とも一方のリ タ一ンス プリ ング(15)の一端(15A ) 力、'、 ボス部(7) に設けた周 方向の長孔(27)を貫通して外部に突出せられ、 ボス部 (7) 外側に長孔(27)に対応して支軸(3) と直交方向に 移動可能に調整ねじ軸(29)を介して装着された移動駒 (31 )に前記スプリ ング(15)の一端(15A) が係合せられ ていることを特徴とする自転車用ブレーキ。
(3) ブレーキ シユ ーを備えた拡縮自在な左右一対のブレ ーキアームと、 ブレーキアームを支持しかつ自転車の 車体に取付けられる支軸を備えたアーム取付台座と、 前記ブレーキシュ一が相互に離反するようにブレーキ アームを常時拡開方向に付勢する リ ターンスプリ ング と、 支軸に直接又は間接的に連結固定されたスプリ ン グキ ヤ ップとからなる自転車用ブレーキにおいて、 前記両ブレーキアーム(5) (6)のボス部(7 )に支軸(3) 回りにリ ター ンスプリ ング収納凹部(14)が形成され、 この凹部(14)に支蚰(3) に外嵌されたリ ター ンスプリ ング(15)が収納され、 リ ターンスプリ ング(15)の一端 ( 15A) が各アーム (5) ( 6)のボス部(7) に係合されると 共に、 他端(15B) がスプリ ングキャ ップ(18)に係合さ れ、 少な く とも一方のリ タ一ンスプリ ング(15)の他端 (15B) が、 外部から支軸(3) の軸心回りに回動操作可 能にスプリ ングキ ヤ ップ(18)に固定されている付勢力 調整手段(36)を介して係合せられていることを特徴と する自転車用ブレーキ。
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